研究内容の紹介
積雪寒冷地における新たな交差構造の導入に関する研究

 道路形状別の交通事故の発生状況では、交差点での交通事故発生件数が多く、特に、北海道では、冬期におけるスリップ事故などの冬型の事故への対応を含めて交差点における安全性向上が重要な課題となっています。
 欧米各国などでは交通量の比較的少ない平面交差方式として、安全性、走行性、経済性等の観点で有利であるラウンドアバウトが積極的に導入されています。しかし、冬期の運用や走行実態についての検証は殆どなされていません。
 以上のことから、積雪寒冷地へのラウンドアバウトの導入検討を目的に「積雪寒冷地におけるラウンドアバウトの適用性」について研究をしています。
 なお、本研究は寒地交通チームと連携して行っています。

  • ラウンドアバウト(愛知県豊田市)

    ラウンドアバウト(愛知県豊田市)

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    3rd International Conference on Roundabouts, May 17-20, 2011 Carmel, Indiana, USA